2018-09

慶大戦!


秋の開幕カードは慶大戦。

慶大が秋春連覇し、春に続いて秋も開幕カードで対戦することとなった。

東大は春のリーグ戦10戦全敗。
昨秋の勝ち点の勢いは一旦途切れ、最下位脱出へ再スタートを切る
この秋のリーグ戦となる。

昨秋の慶大は優勝こそしたものの、
東大戦では1回戦で宮台投手に2失点完投を許し、
1勝1敗となった3回戦では東大に14年ぶりの2桁得点を献上した。
しかしこの春は開幕戦では東大に1安打しか許さず15-0で圧勝、
2回戦も新堀の適時打の1失点でしのいで5-1で勝利、
危なげなく勝ち点を挙げ、連覇に向け順調に滑り出し、
勝ち点4で秋春連覇を達成した。

秋の開幕カードは、3連覇に挑む慶大と、新チームでの初勝利から
最下位脱出へ勢いをつけたい東大の戦いとなる。

春の東大はチーム防御率6.33、チーム打率.154でいずれもリーグ最下位。
チーム防御率は勝ち点を挙げた昨秋の5.78から若干の悪化にとどまったが、
これには失点と自責点の開きが20もあるというマジックもある。
そしてチーム打率は21世紀最高だった昨秋の.247から1割近くも低下、
総得点は45から11と一気に1/4に減ってしまった。

秋のポイントはこの春、全10試合に登板し防御率3.73をマークする大車輪の
活躍を見せた小林大に続く投手の台頭と、打線に関してはこれは全体的な
底上げということになろう。


投手陣はこの夏は六大学選抜で台湾遠征も経験した小林大と、
双青戦や合宿中の室蘭シャークス戦、オープン戦最終盤の亜大戦など
ポイントとなる試合でも多くの先発をしている有坂の2枚が先発投手
として有力。

春の開幕投手、宮本投手はこの夏のリリーフ登板に専念しており、
リーグ戦でもリリーフの役割が予想される。

この3人に続く投手が、いずれもリーグ戦未登板ながら春のフレッシュリーグ
での活躍からこの夏飛躍を見せた3年生坂口、2年生松田、1年生奥野の3人。
坂口は日比谷、松田、奥野は開成出身の投手で、リーグ戦初登板すれば
坂口は日比谷出身として12年秋の井坂投手以来、松田、奥野は開成出身投手
として10年春の揚場弟投手以来の登板となる。

台頭してきた新戦力とベンチ入り枠を争うのが
リーグ戦で7度の先発含む20試合登板と経験豊富な3年生濵﨑。
ここまでで7人。

4年生溪、軟式からこの夏入部の小林瑶らもベンチ入り争いに加われるか。

開幕投手が春のエース小林大か、4年生有坂か、やや予想が難しい。
ちなみにオープン戦最後は有坂、小林大の順番での先発となっている。


捕手は昨秋"勝ち点捕手"になった三鍋捕手が正捕手3シーズン目。
打撃でも主軸を期待され、今季は攻守で自分史上最高のプレーを見せたい。

控え捕手では1年生大音が台頭してきた。オープン戦後半の起用からは、
2番手捕手の位置づけといってよいだろう。
3番手捕手には春にリーグ戦初出場を果たした3年生大﨑のほか、
2年生加見、1年生の藤井翔、水越らも台頭している。


内野陣は春の陣容から変化がありそうだ。
一塁は、春は開幕廣納、中盤からは岩田が守ったが、この夏青山が大いに
アピールし、秋の開幕スタメンを掴みそうな勢い。
青山がこの秋ブレイクなるかが打線の重要なカギを握りそう。

二塁は、春は開幕岩田、中盤からは堤が守ったが、
秋は新堀がコンバートされることになりそう。
新堀は直近2季で3本塁打。今季も本塁打を放てば3季連続。
東大の通算最多本塁打6本の更新も狙いたい。

遊撃は、春は新堀のポジションだったが、この夏存在感を増した俊足の笠原が
開幕スタメンに名を連ねそうだ。
高校通算100盗塁超といわれる笠原が1番で1つでも多く出塁して走ることで、
チームの得点力が大きく変わってきそうだ。

三塁は、春は山下朋のポジションだったところに、石元がFL、そして双青戦
での逆転打など猛アピールして一時は石元がレギュラー奪取かと思われたが、
オールスターでの猛打賞4打点など山下朋が挽回し、秋の開幕スタメンは
山下朋が有力と思われる。

スタメン予想通り一塁:青山、二塁:新堀、三塁:山下朋、遊撃:笠原と
なった場合には、経験豊富なユーティリティプレイヤー岩田、登録は外野手の山本、
元気者で打撃が売りの石元、リーグ戦でのスタメン経験も多い廣納、堤、
1年生春のリーグ戦で初安打を放った打撃が売りの井上、同じく打撃からアピール
したい1年生の馬場高らがベンチに控えることになる。
得意、不得意の比較的ハッキリした個性派が多いところに堅実派の岩田、山本、堤ら
もおり、楽しみなメンバー構成。
もちろんレギュラー争いは開幕後も続くのであり、いつライバルが取って代わっても
おかしくないポジションも多い。

外野陣は左翼の岡、中堅の辻居は今季もそのまま打線の中軸を担うだろう。
辻居は昨秋初の規定打席でいきなりの3割台、岡も規定打席未満ながら.333を
マーク。春は2人とも打率を下げたが、3季目で再浮上できるかは東大の名選手
として名を残すための1つの関門となる。
辻居は2季連続本塁打、岡も春に初本塁打。打率とともに長打も大いに期待したい。
残る右翼の争いが注目されたが、オープン戦終盤の起用からは今季巻き返したい
宇佐美主将が開幕スタメンを掴みそうか。宇佐美もリーグ戦、新人戦で本塁打を
放っている選手。その力をラストシーズンに爆発させたい。

経験豊富な4年生杉本、そしてFLからこの夏大いにアピールした梅山、
力強い打撃の武隈、春は5試合でスタメンの土井、岡に代わって試合当初の
守備固めで4番スタメンにも入った宇佐美弟ら2年生に好選手が揃う。
選手の数自体も増え、内野同様ベンチ入り争いは厳しいが、
どのような出場機会でも貪欲にアピールして存在感を高めたい。



対する慶大は秋春連覇。
加藤拓の卒部後、一時期は不安のあった投手陣も整備され、
春のチーム防御率2.08はリーグ1位。

この秋は2年生の佐藤、関根が故障で離脱、出遅れており、
先発候補には共に4年生の菊地、田中裕の名が挙がっている。
菊地は春も4試合登板全て先発で2勝。通算では6度の先発経験があり、
リリーフの1勝含めて通算5勝を挙げている。
田中裕は3年生秋にリーグ戦デビュー、ここまでリリーフで6試合の登板のみだが、
この夏は六大学選抜の台湾遠征でも活躍するなど急成長を見せている。
プロ入りも視野に入ってきたかと思われたが、卒後はパイロットになるそうである。
田中裕投手が東大戦で先発すれば初先発初勝利を賭けたマウンドとなる。
高校時代には東大志望を語ったこともある田中裕投手がラストシーズンに東大戦で
初先発となれば、巡り合わせの妙を感じるが、もちろん東大としては初勝利を
許すわけにはいかない。

この春チーム最多の6度の先発をして、リーグ2位の防御率1.23の髙橋亮、
昨春に6度、通算9度の先発の経験があり、春はリリーフで防御率0.00の髙橋佑も
おり、彼らも先発を務め得る投手だろう。

春リリーフで防御率1.06をマークした石井はリリーフの切り札。
菊地、田中裕、髙橋亮、髙橋佑、石井の5投手に加え、オールスターに出場した
津留﨑らがベンチ入りを争う。

春はリーグ2位のチーム打率.278をマークした打線も強力。

捕手は攻守にチームの要の郡司が盤石。

野手では春は打率.389でリーグ2位の河合主将、打率は入部後自己最低の.269ながら
チームトップの6二塁打を放った柳町、初のレギュラーで9打点を挙げた嶋田ら
強打を誇る選手が中軸に並ぶ。

3安打した正木ら1年生野手5人が春のリーグ戦でデビューしていずれも安打を
放っており、彼らがこの秋どれだけ飛躍することができるかも注目される。


来年創部100周年を迎える東大。
メモリアルイヤーへ向けて、春からどれだけの成長を見せられるか。
リーグ戦94連敗が止まったシーズンに入部した4年生はこの秋がラストシーズン。
ここまでの3年半でリーグ戦9勝を経験した彼らの物語は、どんな集大成を
見せることができるか。まずは節目の10勝目から、1つでも多くの勝ち星、勝ち点を
積み上げたい。
それは来年以降のチームにとっての大きな財産ともなるであろう。
100年目、そしてその先へ、伝統、歴史は足元の一歩一歩が作り上げるもの。
開幕から、悔いのない全力の戦いを。


慶應スポーツ
【野球】対戦校インタビュー”LAST BOUT” ①東京大学
http://keispo.org/wordpress/?p=52797


昨年の慶大戦
春1回戦:5-9 敗・宮台 9安打(二塁打1)
春2回戦:2-11 敗・小林 6安打(二塁打2)
秋1回戦:5-2 勝・宮台 10安打(本塁打1、二塁打2)
秋2回戦:1-4 敗・濵﨑 5安打(二塁打2)
秋3回戦:10-13 敗・宮台 10安打(本塁打2、二塁打2)

今春の慶大戦
春1回戦:0-15 敗・宮本 1安打(三塁打1)
春2回戦:1-5 敗・小林 5安打
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