2018-09

FL早大戦!


慶大の優勝が決まった状態で迎えた
早慶戦は、早大が意地を見せて4季ぶりの勝ち点を挙げた。

リーグ戦は全日程を終了し、明日からはフレッシュリーグ(FL)が
1日2試合ずつ、3日間行われる。

リーグ戦中にFLの全15試合中9試合を終えているが、
今季はプロ併用日に偏りがあったこともあって、
既に4試合終えている早大、慶大からまだ2試合の立大、東大まで、
FLの試合消化数は大きくバラついている。

明大と早大がここまで無敗だが、FLの優勝には4勝以上という条件が
付いており、明大は残り2試合に勝てば自力優勝だが、
早大は仮に3勝0敗2分で1位になっても優勝預かりとなってしまう。
優勝決定のルールは連盟公式サイトにあるが、なかなか複雑である。

東大は今季の第2戦で、早慶戦1回戦の前座の試合として慶大と対戦。
この対戦はいくつかユニークな要素を含んでいて、
1. 慶大はリーグ戦と兄弟試合なのでリーグ戦メンバーはベンチ入り
できないが、東大はリーグ戦がない日なので全員ベンチ入りできる。
2. 慶大は次に早慶戦が控えるため応援団、応援するファンが多く
来ているが、FLのみの東大を観に来ている観客は少ない。
このように非対称な対戦カードとなった。

この試合、東大は初回に石元、川出の適時打で3点を先制。
東大先発は特例として出場が認められている"オーバーエイジ"の
3年生濵﨑投手であり、立ち上がり無失点に抑えると、
東大はさらに畳みかけて3回までに7点を挙げて大量リード。

濵﨑は徐々に疲れが見え、3回と5回に計3失点したが、
5回を終えて7-3とリードを保った。
リーグ戦中のFLの試合は2時間を超えて新しいイニングに入らないという
ルールがあり、6回で試合が終わるか、7回があるか微妙な時間経過の中、
東大は111球を投げた濵﨑に代えて6回から神宮デビュー登板となる
1年生奥野を2番手に起用。
奥野は2安打2四球で2点を失ったが、7-5とリードを守ってこのイニングを
終えると、時間も2時間を過ぎてこの回で試合終了。

東大が2試合目でFL今季初勝利を挙げた。

東大のベンチ入り投手でリーグ戦経験があるのは濵﨑と野村の2人のみ。
最初から時間制限を考慮してオーバーエイジのベンチ入りは最小限に
したと考えられるが、結果的に6回終了も追い上げをかわすのに味方
したかもしれない。

東大は昨春の初のFLでも早慶戦の前座となる試合で明大に勝利しており、
これで"早慶戦前座試合"2連勝。昨年からの7試合で勝利はこの2試合のみと
いうことで、この"早慶戦の試合前に行われる"という状況に何かあるのか、
単なる偶然か、来年以降の試合も注目される。

この試合、2年生石元が2安打4打点、伊津野、井上、川出が1打点。
武隈が2安打。
2試合戦ってまだ長打は出ていないFLの東大打線だが、
石元を筆頭に打線には勢いが出ている。

特例のオーバーエイジ枠でベンチ入りしたのは先発の濵﨑と同じく3年生
坂口の2投手のみ。
法大戦に続いて先発投手と坂口投手の2人がベンチ入りした。

早大戦以降の3試合も先発投手に例えば山下大投手、あるいは渓、濵﨑投手の
2度目の登板など、オーバーエイジの投手を先発で起用する可能性があるが、
全体的にはほぼ1、2年生でベンチ入りメンバーを構成することになると
思われる。

リーグ戦終了後のFLでは試合時間の2時間制限はなくなる一方、
5回10点差、7回7点差でコールドゲームが適用される。
FL開始直前の07年から16年までの10年間の新人戦の中には、仮に
コールド制があれば適用されてコールド負けとなった試合が6試合あるが、
昨春のFLではコールドの適用はなかった。

今季から採用されたリーグ戦での申告敬遠は東大が初めて使用したが、
FLでのコールド負けの初適用の不名誉は(過去の統計からすれば東大に初適用
される可能性が最も高いのは事実だが)、なんとしても避けたい。
先の慶大戦は序盤最大7点差までリードを拡げただけに、
むしろ東大が初の"コールド勝ち"を狙う気概で戦いたい。

FLの各チーム勝敗を見てみると、
慶大があと立大戦を残すのみで未だ勝利なしの2敗2分。
もし慶大が明日の最終戦で立大に敗れると、東大の5位以上が確定する。
また東大が早大に勝利すればやはり慶大を上回って5位以上が確定する。
あるいは立大はまだ2試合しか消化していないが0勝2敗で東大戦を残しており、
ここで東大が勝利すると東大は2勝、立大は3敗以上となり立大とタイ以上が
確定する。
あくまでこれは最下位脱出のシミュレーション例だが、実のところ東大は
残り3連勝すれば自力で優勝を決められる位置におり、エース小林はともかく
有坂、宮本らまで投入して優勝にチャレンジしてもいいのではないかという
気もする。

そう、慶大戦での勝ちは、もはや
"コールド負けだけはしない"とか"最下位からは脱出したい"
といった最低限の目標ではなく、大勝そして優勝という大きな目標を掲げる
資格をもたらしたと言える。

まずは明日最下位脱出を決めて、残り2試合でさらに上を目指したい。

秋のリーグ戦までには国公立戦、双青戦、七大戦と定期戦、トーナメント戦が
控えるが、これらの試合でも昨年の雪辱を果たすべく、下級生選手が
選手層の厚さをアピールし、秋のレギュラー争いに食い込んでいきたい。


今春のフレッシュリーグ
第1戦: 東大 0-15 法大 (6回時間切れ) 敗・渓 3安打
第2戦: 東大 7-5 慶大 (6回時間切れ) 勝・濵﨑 9安打
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://incus.blog8.fc2.com/tb.php/1656-9ea9b290
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

最近の記事

カテゴリー

Twitter

FC2アクセスカウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

リンク

このブログをリンクに追加する

RSS

My Yahoo!に追加

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

MONTHLY

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

プロフィール

まにょ総研の中の人

 

Copyright © 2005 MNRI All Rights Reserved.

RSSフィード

QRコード

QRコード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Powered By FC2

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ