2018-09

立大戦!


最終カードは立大戦。

立大と昨秋は開幕カードで対戦したが、この春はラストカード。
東大はここまで4カードで勝ち星なく、すでに40季連続の最下位が
決まっている。

各校残り1カードを残すのみとなって、優勝争いは慶大、明大の2校に
絞られた。優勝の可能性の消滅した立大であるが、勝ち点3を挙げれば
自力でAクラス入りを決めることができる。

昨シーズン1試合平均4得点以上を誇った東大打線は今季、その得点力が
大きく低下、厳しい戦いとなっている。
4カード8試合を終えて、総得点9、総失点69。
得失点レシオは7.67まで悪化している。
チーム打率は.167(リーグ6位)、チーム防御率は6.59(リーグ6位)。

早大戦での投手戦から一転、昨秋勝ち点を挙げた法大との対戦は
2試合で27失点と投手陣が打ち込まれてしまった。

法大戦では1、2回戦ともに小林投手が先発。
1回戦では93球、2回戦では40球を投げた。
既に32イニングを投げており、仮に立教戦が8回戦まであっても
規定投球回に到達する。
防御率は3.09で、16年春の宮台投手以来となる防御率2点台を狙える位置にいる。

法大戦にはほかに有坂、濵﨑、山下大、そして開幕カード以来の登板となった
川口、早大戦ではベンチ入りも登板がなかった宮本も登板。
計6人が登板したが、2試合3イニングを無失点に抑えた川口投手以外は、
全員が投球イニング数以上の失点を喫してしまった(失策が多く絡んだため
自責点はゼロの人もいる)。

2試合で27失点しているわりには、与四死球は2試合で10個と東大としては
多くない数字なのだが、被安打28に失策6、暴投もあり、
投手と野手が負のスパイラルに陥ってしまい、リズムを作ることができなかった。

リーグ戦中盤から負担が大きくなっている小林投手だが、
立大戦でも1回戦先発をはじめ、連投も辞さないフル回転の期待を背負うことに
なりそうだ。
ここに早大戦で好投した有坂投手や本来の力が出せればエース格の宮本投手、
法大戦でリベンジに成功した川口投手、さらには濵﨑、山下大の3年生カルテット
の一角の投手たちを如何に継投させていくか、ここは采配の見せどころとなる。


打線は法大戦では岡のリーグ戦初本塁打が出るなどして2試合計3得点。
今季の東大は9得点中5得点を辻居、新堀、岡の3本の本塁打で挙げており、
適時打は8試合で新堀、三鍋、山下朋の計3本に留まっている。
長打力については昨秋より減じても3本塁打は東大野球部史の標準以上だが、
やはり走者を溜めて適時打で還していくことができないと得点力は限られる。

チーム最高打率は辻居選手の31-9, .290。
2季連続の3割を狙える位置にいる。通算打率も73-22, .301と3割台をキープ。
立大戦でも1度でも多く出塁したい。

チーム2位には法大戦で2安打2四死球と4出塁して出塁率を大いに高めた
岩田選手が20-5, .250で付けている。
岩田選手はここまで28打席中四死球が5、犠打が3で打数は20。
あと3打席で10試合の、あと6打席で11試合の場合の規定打席に到達するが、
とくに2試合で終わる場合は20打数台での規定打席到達の可能性が高い。
ちなみに2005年以降だと、最も少ない打数で規定打席に到達したのは
12年春の舘選手と17年春の杉本選手の"27"である。
これより少ない打数での規定打席到達となる可能性もある。

チーム3位は対法大2回戦でリーグ戦初本塁打を放った岡選手で30-7, .233。
初本塁打がリーグ戦初打点ともなり、最終回の内野ゴロで2打点目を挙げた。
やはり4番は打点が大事だけにこれから積み重ねていきたい。

4カード終了現在で規定打席を満たしている6選手の中で2割以上はこの3人。
しかし三鍋選手は.167も二塁打、三塁打各2本で長打数チームトップ。

.154の新堀選手は1本塁打4打点でチームの"2冠王"だ。

山下朋選手は.136だが、今季の適時打3本のうちの1本を放っている。
四死球が4で安打数を上回り、出塁率はその分高くなっている。
下位に下がって元気を取り戻してきているだけに立大戦でも下位での
(からの)得点に期待したい。

早大戦からスタメンに抜擢されたのが堤選手と土井選手。
土井選手は代打での凡退を挟んでスタメンデビューから3試合連続安打中。
スタメン起用あるなら立大戦でも記録を継続したい。

ここまで結果を残せていないのが代打陣。
記録上は宇佐美尭をスタメン起用しての1打席目の代打岡が安打しているが、
これは変則的起用で実質的には代打でないので、純粋な意味での代打と
なると、ここまで8試合でまだ安打が出ていない。
本来打撃力には定評のある選手が多く代打に控えているだけに、
立大戦でもこれまでの鬱憤を晴らす爽快なバッティングに期待したい。

打撃陣のてこ入れという意味では、1年生等の新戦力の抜擢あるかも注目される
ところだが、先日のフレッシュリーグも3安打完封負けで1年生の安打はなく、
今季は1年生のベンチ入りの可能性は微妙。


対する立大はここまで下位の早大、法大から勝ち点を挙げている。
一方で上位の慶大、明大戦では勝ち点を落とし、優勝争いからは脱落した。
ここまで11試合で6勝4敗1分。
チーム打率は.227(リーグ5位)、チーム防御率は2.78(リーグ3位)。
勝ち越していながら総得点32、総失点38で失点が上回る。

投手陣は
エース田中誠がチームの97イニング中、半分弱の45回1/3を投げて
現在リーグトップの防御率1.19。5勝もトップで現在リーグの投手2冠王。
登板6試合は全て先発で5勝1敗の成績を挙げている。
過去東大戦では昨春、昨秋に先発して2戦2勝。計12イニング2失点。

東大としてはまずこの強敵にいかに食らいついていくかが最大の課題となる。
その他の5試合は手塚が3試合、中川、川端健が各1試合に先発。
手塚は先発3試合全て4回までにマウンド降りており、リリーフを含めて
4試合で防御率は6.52。
第5週明大戦では2回戦に中川、3回戦に1年生左腕川端健が先発している。
中川はその先発で初回KOされており、リリーフでの6試合と合わせて
7試合で防御率は6.17。
1年生左腕の川端健は開幕週の対早大2回戦でリーグ戦初登板初勝利。
初先発明大戦も5回1失点と好投するなどここまで6試合15イニング投げて
防御率は2.40。
そのほか今季デビューの3年生左腕江口がリリーフ4試合で防御率2.89。
ほかに橋本、宮崎が今季登板している。

明大戦での結果からすると、1回戦田中誠、2回戦川端健の先発が有力か。

投手陣は田中誠、川幡健、江口と左腕が存在感を見せており、
東大打線としては左腕投手攻略がカギとなる。

打線は
規定打席到達者での3割打者はいないが、
正捕手藤野が.275で1本塁打5打点、
今季デビューの2年生三井が.231も3本塁打5打点でチームの本塁打王。
今季からレギュラーの3年生江藤は.205も1本塁打7打点でチームの打点王。

規定打席未満では種田が25-10, .400を放ち、
ほかにも15-5で.333の松崎らの準レギュラーから代打陣まで
多くの選手がぞれぞれ活躍している。
チーム打率こそ.227だがチーム本塁打7本は現在リーグトップ。
東大投手陣にとっては穴のない打線は脅威である。

東大としては、まず小林が田中誠と互角に投げ合い、
粘り強く勝機を見出す展開に持ち込みたい。

2回戦にも好投手が待つが、緒戦を取っていればその勢いからも
勝機は高まるだろう。

チームは現在ちょうど10連敗。また、このカードで勝ち星を挙げないと
2年連続春0勝となってしまう。
15年に05年以来10年ぶりの春のリーグ戦勝利。
16年には3勝を挙げて春も勝てる東大を見せてきただけに
なんとしても立大戦に勝利して、春は勝てない空気に逆戻りさせない
ことが"勝ち慣れる"ために重要と思う。

最終カードでの勝利は、昨年までの勝利とはまた違った、
秋の飛躍に繋がるチーム2018にとっての大きな糧となるだろう。

チーム"一丸"の総力戦で結果を掴み取りたい。

立教スポーツ
「Go all out! Be aggressive.」 春季リーグ戦2018 ―東大戦展望―
http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/spsports/closeup/2018/baseball/2018-0525.html

一昨年の立大戦
春1回戦:4-0 勝・宮台 9安打(三塁打1、二塁打2)
春2回戦:0-15 敗・柴田 7安打
春3回戦:2-8 敗・柴田 7安打(二塁打2)
秋1回戦:4-3 勝・宮台 14安打(二塁打1)
秋2回戦:4-7 敗・柴田 11安打(本塁打1、二塁打3)
秋3回戦:0-6 敗・三木 3安打

昨年の立大戦
春1回戦:4-18 敗・柴田 7安打(本塁打2、二塁打1)
春2回戦:2-11 敗・濵﨑 5安打(二塁打2)
秋1回戦:1-4 敗・濵﨑 7安打(二塁打1)
秋2回戦:1-8 敗・宮台 4安打(本塁打1)
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