2017-10

慶大戦!


第2週は慶大戦。

慶大とは昨秋から3季続けて第2週での対戦となった。

東大は立大に連敗スタートしての2カード目、
慶大はこれが開幕カード。

慶大戦は08年秋の鈴木優一投手1失点完投勝利以来、現在36連敗中と
5校の中で最も勝利から遠ざかっている対戦カード。
今春の1回戦では序盤の0-6から5点を挙げて追い上げるも5-9で敗戦。
慶大戦では直近3季の6試合のうち、3試合で4得点以上を挙げており、
積極的に点を獲っていって投手陣の好投を呼び込みたい。

17年ぶりに立大との対戦となった開幕カード、
東大は1回戦に濵﨑、2回戦には宮台が先発。

1回戦は濵﨑が走者を背負いながらも4回1失点にまとめると、
宮本、宮台、柴田の継投で計4失点でしのいだが、1-4で敗れた。

2回戦は1回戦の2イニングリリーフから連投となる宮台が
春の早大1回戦以来3カードぶりとなる先発登板。
立ち上がりに失点して2回までに6点を失うも志願の続投、
3回以降は6イニングを2失点でしのいだ。結果8失点はしたが、
昨春に1失点完投して勝利した法大1回戦以来、3季ぶり通算6度目の
完投となった。
ちなみに東大投手8失点以上の完投は、08年春の立教1回戦での
鈴木優一投手の9失点完投以来であった。

開幕カードは2試合ともベンチ入り投手は同じ顔ぶれの5人。
登板した上記4投手に山下大投手を加えた5人である。

OP戦でも好投を見せていた小林投手がベンチを外れるなど
枠が5人となるとベンチ入りの競争は相当厳しいが、
宮台投手が連投も可でフル回転となると、投手は少人数にして、
その分野手枠を増やして野手の選手交代を活発にしていこうという
ことなのだろう。
現に1回戦では19人、2回戦でも投手が完投する中で15人を起用した。

1回戦の2番手宮本投手は136キロをマークするなど春よりも球速が
増していた。
柴田投手はサイドスロー転向後初のリーグ戦マウンド。走者は背負った
が無失点で切り抜けた。

朝日新聞の記事によれば、浜田監督は慶大戦でも宮台投手の
1回戦リリーフ、2回戦先発を示唆した。
実際の起用がどうなるかはわからないが、
おそらく全試合に投入する覚悟があるのは確かで、
仮に3回戦に突入した場合もリリーフがあるのだろうと思われる。

この場合、1回戦先発は立大戦でも結果を残している濵﨑投手、
3回戦にもつれ込んだ場合も同様に濵﨑投手の先発が有力か。

立大戦だけでも多くのリーグ戦デビューを果たした選手がいる
野手陣に対し、投手陣は5人のベンチ入りということで、
立大戦にリーグ戦未登板の投手はベンチ入りしていない。

もし今後も少人数のコアの投手のみで試合を回していくことになると、
14年秋以来、リーグ戦初登板する投手がいないということになるかも
しれない。

捕手は立大戦ではは2試合とも三鍋がフルにマスクを被った。
打撃で3安打、リーグ戦初打点となる打点も挙げたが、
守備ではボールを後ろに逸らすケースが少々目立った。
記録としては6暴投2捕逸であり捕手の責任は限定的ということに
なるであろうが、慶大戦ではバッテリーとして改善したいところだ。

また1回戦では藤井捕手、2回戦では福井捕手がベンチ入りした。
森田捕手は試合前三塁でノックを受け、立大2回戦では
初めて三塁守備に就いた。

打線は2試合で11安打、長打は本塁打1、二塁打1。

安打は三鍋が3本、1年生の岡がいずれも代打で2本、
田口、楠田、磯野、辻居、新堀、山下朋が1本。
岡と2年生山下朋はリーグ戦初打席で初安打、3年生磯野もこれが
リーグ戦初安打。

立大戦2試合で
青山、堤、山下朋、岡、笠原、土井
の6選手がリーグ戦初出場。今後の活躍が期待される。

山田主将がケガのため立大戦のベンチを外れ、
遊撃のスタメンはリーグ戦初スタメンの新堀が務めた。
主将の復帰が俟たれるが、新堀選手にも"代役"として以上の活躍を
期待したい。

楠田選手は立大2回戦の最終回にバックスクリーンへ春秋2季連発となる
通算2本目の本塁打を放った。
来たる慶大戦では岩見選手という大学代表レベルの大砲と対戦するが、
田口・楠田の東大の大砲もその豪快なバッティングを存分に披露したい。


対する慶大は春は立教と並んで勝ち点4での2位。
チーム打率.272はリーグ2位、本塁打12はリーグ1位(うち5本が岩見)。
一方防御率は3.71でリーグ4位となっている。

直近3季の戦績を見ても4、5点以上取れる可能性は十分にあり、
打線の手厚い援護で投手陣を楽にさせる戦いをしたい。

戦力は豊富で投手起用にも様々な可能性があるが、
エースは2年生の高橋佑か。同じく2年生の高橋亮、3年生菊地、
そして春の東大戦で初登板初先発初勝利を挙げた1年生関根が
先発候補。
春は計9投手がリーグ戦のマウンドに上がっており、
さらには春は故障で未登板の1年生大西健投手も投手デビューする
可能性がある。

野手は大砲岩見、2年春までの3季で既に43安打とシュアな柳町、
正捕手郡司らが主軸、オールスター辞退の東大・田口に代わって出場した
一塁手、明渡もレギュラーで主軸を打つことが期待される。
春3割台の清水翔や経験豊富な照屋主将らの4年生、春レギュラー定着の
瀬尾らもおり、息の抜けない打線を形成する。

東大投手陣には丁寧に1人1人打ち取っていく、精密な投球が期待される。


今週末は台風18号接近による荒れた天候が予想される。
日程の消化を考えると、台風通過前後の土曜、月曜はある程度無理を
押して開催するかもしれない。
投手起用にもこの天候も影響してくるかもしれないが、
様々なパターンの想定の下、万全の態勢で慶大を迎え撃ってほしいと思う。

慶大戦9年ぶりの勝利から15年ぶりの勝ち点へ、東大の下剋上を堪能したい
週末である。


昨年の慶大戦
春1回戦:1-6 敗・宮台 9安打
春2回戦:4-9 敗・柴田 11安打(二塁打4) 
秋1回戦:0-8 敗・有坂 0安打 <慶大・加藤拓無安打無得点試合達成>
秋2回戦:6-9 敗・柴田 11安打(二塁打2)

今春の慶大戦
春1回戦:5-9 敗・宮台 9安打(二塁打1)
春2回戦:2-11 敗・小林 6安打(二塁打2)
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