2017-10

法大戦!


東大のラストカード、第7週は法大戦。

第6週を終えて、立大、慶大が勝ち点3、早大、明大、法大が勝ち点2、
東大が勝ち点ゼロ。
法大は4連敗から4連勝、明大は4連勝から4連敗するなど
ドラスティックな展開で大混戦となり、
東大以外の5校すべてに優勝の可能性が残されている。
法大の優勝は第7週での立大の連敗が条件なため、仮に1回戦の第1試合
で立大が勝利するとその時点で優勝の可能性が消滅するが、
明大が勝てば第2試合は優勝争いがかかった試合となる。

東大は一昨年の春に94連敗を止める勝利を法大から挙げて以来、
昨春まで3季連続で法大から白星。
昨秋は勝ち点ゼロ同士の対戦で、いわゆる最下位(5位)決定戦となったが、
直近3季の9試合で30得点挙げていた打線が2試合で1得点に抑えられ、
最下位脱出はならなかった。

今季は優勝争いの一角とここまで全敗の最下位決定校の対戦ということで、
その立場はずいぶんと明暗を分けたが、対抗戦として負けられない戦いが
そこにはある。


今季の東大はここまで8試合を戦い、総得点19、総失点87。
得失点レシオは4.58。
昨秋の4カード終了時の2.59より大幅に悪化している。

得点は1試合平均2点を超えているが、失点が1試合平均で2ケタに
達している。1試合平均失点10.9点はシーズン最多失点を記録した
08年春の10.4点より多く、このままのペースではシーズン失点記録の
ワーストを更新してしまう。

チーム打率は.177(リーグ6位)、チーム防御率は9.79(リーグ6位)。

東大のチームシーズン防御率は06年春の9.11がワースト、
シーズン最多失点は08年の104がワーストである。
開幕前はまさかこれらワーストの記録を気にしなければならない状況など
想像だにしなかったのであるが、これが短期決戦の恐ろしさか。

今大相撲の夏場所で熱戦が繰り広げられているが、
この相撲こそまさに究極の短時間勝負。
相撲でもいわゆる電車道、体が浮くと実力者でも一気に持っていかれて
しまうことがある。今季の東大投手陣は体勢をなかなか立て直せないまま
気がつけば土俵際まで追い込まれてしまった感がある。
しかし相撲の奥深さはそこから先にある。土俵際の逆転劇は先場所の
稀勢の里の奇跡の優勝が記憶に新しいが、数々のドラマを生んできた。

東大も今週末のラストカード、土俵際での鮮やかな逆転劇2連発で
ワースト記録更新危機一転、15年ぶりの勝ち点を掴むドラマも
本来の力からすれば十分にある。

東大は第5週の立教戦、前3カードの1回戦の先発含め6試合中5試合に
登板していた宮台投手を完全休養させ、先発投手はリーグ戦初となる
濵﨑投手が1、2回戦とも務めた。

8人の投手をベンチ入りさせて2試合でのべ11人がマウンドに上がったが、
2試合で29失点。濵﨑投手は2試合計7イニングを3失点と孤軍奮闘し、
2回戦では今季初めて先制点も挙げたが、安定した投手リレーはできなかった。

法大戦、空き週を加えて3週間の時間を得た宮台投手はリベンジのマウンドに
上がるのか。
濵﨑投手は立大戦での経験を糧にさらなる好投をみせるか、注目される。
イニング数より失点が少ないのは濵﨑投手と川口投手、1/3回のみ投げている
宮本投手の3人のみの東大投手陣。
みなこのままでは終われない。最終カードで目の前の打者1人1人を倒すことに
集中し、本来の実力を発揮したい。


打線はここまで2点打線を堅持し、3点打線を伺う好調さを見せてきた。
8試合で完封負けは2試合のみ。
春より秋の方が打つ傾向にある東大打線において、
春にこれだけコンスタントに得点できているのは頼もしい。

規定打席に達しているのは6人で、打率トップは竹中選手の.269。
続くのが宇佐美瞬選手の.250で、強打の4年生を差し置いて、トップ2を
3年生選手が占めている。しかし打点では宇佐美瞬2、竹中1に対して
楠田が5、山田、田口が4と4年生が主軸にふさわしい働きを見せている。
そして立大1回戦では田口が通算3号、楠田がリーグ戦初本塁打を放った。

二塁の水島が4カードノーヒットと苦しんでいるが、法大戦でどのような起用に
なるかわからないが、投手陣同様最後に意地を見せたい。

捕手は4年生森田捕手と3年生三鍋捕手の併用だが、
スタメンマスクは早大戦から4試合続けて森田が務めている。
定評のある打撃もだが、ディフェンス面でも締まった試合をして
秋の飛躍につなげたい。

今季代打で多く起用されている佐藤選手、岩田選手にも安打が出ると、
攻撃の厚みが増し、大量得点へと繋がってくるだろう。

今季はまだ送りバント成功が2つだけの東大。
大量ビハインドでバントが使われにくい試合展開のためもあり、
競った展開ではどのような戦術が使われるのかにも注目したい。

ちなみに現在チームトップの.269をマークしている竹中選手が
3割台に乗せて終わると、3シーズン続けて初めての規定打席到達での3割打者が
生まれることになる。

春の最終カード、宇佐美瞬選手や竹中選手もこのタイミングでデビューしたが、
1年生の抜擢はあるかも気になる。
ちなみに今週末はプロ併用日のため、フレッシュリーグは開催されない。


一方の法大は、
ここまで4勝4敗2分で勝ち点2。
4連敗で2カードを落としたあと、一転4連勝で明大、慶大から勝ち点を獲得した。
勝率で第6週終了時点で4位タイだが、優勝の可能性がわずかに残されている。

チーム打率は.248(リーグ4位)、防御率は3.45(リーグ5位)。
チーム防御率は5位ではあるが、昨秋同時点の6.28より相当改善している。

10試合で総得点は39、総失点は38。

東大戦でも比較的多く失点する展開が続いたが、昨秋は2試合で1失点と締めてきた。

投手陣は菅野、長谷川、熊谷で総イニング数のおよそ8割を占めている。
経験豊富な菅野、熊谷に加えて、アンダースローの4年生長谷川が今季ブレイクした。
勝ち点を獲った2カードは、長谷川、菅野が先発し、熊谷はリリーフに回っている。
その他6投手がマウンドに上がっているが、東大戦でも上記の3人が主力となるで
あろう。

打線は、8人が規定打席に達しており、メンバーは堅い。
森主将の.357を筆頭に、相馬、中山、大西千と4人の3割打者がいる。
全員が2割以上打っており、全員が2打点以上挙げている、穴のない打線だ。

四死球数が東大8試合で24個に対して、法大が10試合で27個と少ないのは
積極的に打ちに行っている故なのか。
この点に何か攻略のヒントがあるかもしれない!?

法大に優勝のかかった試合になるかどうかも今カードの雰囲気に影響を与えそうだが、
唯一順位争いからも外れている東大はそこを逆手にとってシンプルに戦いたい。
I believe that we will win. "俺たちは勝つ"


スポーツ法政: 【硬式野球】
東京六大学野球春季リーグ戦 対東大展望 奇跡Vへの大きな壁 "最恐"エース宮台登場!!
http://sports-hosei.net/all/hardball/11-all/hardball/3149-baseball36.html


一昨年の法大戦
春1回戦:6-4 勝・柴田  7安打(三塁打1)
春2回戦:2-6 敗・白砂  6安打(本塁打2)
春3回戦:0-6 敗・山本俊 7安打(三塁打1)
秋1回戦:5-2 勝・宮台 10安打(二塁打1)
秋2回戦:4-6 敗・山本俊 7安打(三塁打1、二塁打1)
秋3回戦:1-10 敗・白砂 4安打(二塁打2)

昨年の法大戦
春1回戦:4-1 勝・宮台  9安打(二塁打2)
春2回戦:4-10 敗・柴田  5安打
春3回戦:4-11 敗・出田 11安打
秋1回戦:0-8 敗・小林 7安打
秋2回戦:1-3 敗・三木 4安打(二塁打1)
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