2017-10

法大戦!


東大のラストカード、第7週は法大戦。

明大が一気呵成に無敗で突き進んでいたが、早大戦で2回戦から連敗して
勝ち点を落とした。

第6週を終えて、明大、慶大、早大、立大が勝ち点3、法大、東大が
勝ち点ゼロ。
勝ち点3の4校すべてに優勝の可能性があり、法大と東大は5、6位争い。
順位の上下こそあれ、第7週の戦いはいずれも順位決定の上で非常に
重要なカードとなった。

東大は昨春、94連敗を止める勝利を法大から挙げて以来、
昨秋、今春と3季連続法政に勝利している。

いずれも3回戦まで戦って残念ながら勝ち点は手にできていないが、、
東大が直近最も多く対戦しているのが法大ということになる。

明大の連覇、立大の21世紀初の優勝の可能性といった優勝に関わる
記録のほかに、東法戦では東大の19年ぶりの最下位脱出、法政は
69年ぶりの最下位の可能性と、こちらもかなり大きな記録が
かかっている。

第5週立大戦では、東大が1回戦に4-3で勝ち、今季初勝利を挙げた。
立大戦では2季連続の勝利となったが、2、3回戦も善戦しながら
及ばず、14年ぶりの勝ち点獲得はならなかった。

今季ここまで代打のみの出場であった宮台投手が、この1回戦で
ついに今季初登板。
3-2と1点リードの9回1イニングを投げ、同点に追いつかれたが
延長戦で桐生選手の適時打で再度勝ち越し、その裏を柴田投手が
抑えて、宮台投手がリーグ戦通算4勝目を挙げた。宮台投手は昨秋から
3季連続で勝利を挙げたことになる。

今季の東大はここまで9試合を戦い、総得点22、総失点57。
得失点レシオは2.59。
失点は1試合平均6点以上と決して少なくないが、1試合平均2.44点
という得点力がチームに力強さを与えている。

チーム打率は.215(リーグ6位)、チーム防御率は6.12(リーグ5位)。

上で東大の失点は決して少なくないと書いたのだが、チーム防御率は
リーグ5位。6位は、法大の6.28である。
東大は今春の法政戦で3試合とも4得点を挙げているが、果たして6点、
7点と点を取っていけるか。

投手陣は、立大戦で三木投手が今季初先発。
雨で1時間超の中断を挟んでの5回2失点の好投で勝利を呼び込むと、
3回戦にも先発して7回2失点。

2年前の秋の新人戦での立大との対戦で、8回1失点(自責0)と
好投した時に抱かせたリーグ戦での活躍への期待感に、
2年越しの今季の対戦で、見事な回答を見せた。
現時点での規定投球回に達し、防御率3.32はリーグ5位。
このまま規定投球回に達すれば自身初。
防御率3点台(以内)は東大では歴代エース級の成績だ。
故障との戦いを余儀なくされた投手が多い中で、4年生の秋に、
先発の"A→B→AパターンのA"、すなわち1、3回戦での先発を果たした
投手は05年の松岡投手以来11年ぶりである。
法政戦でも1回戦の先発の有力候補。
07年秋のリーグ戦、最終カードで初勝利を挙げた重信投手の再現を
狙いたい。

2回戦の先発は、デビュー戦以来、これまでの4カード全てで先発してきた
小林投手が有力。

この2人が先発する場合、
リリーフは勝利投手の経験もある柴田、有坂が中心となる。
立大戦でアクシデントのあった山本俊投手がベンチに入らない場合は、
今季貴重な働きをしてきたリリーフの重要な1人を欠くことになるが、
ここは総力戦で戦い抜きたい。
立大戦2回戦でベンチを外れ、3回戦で戻った宮台投手がどのような役割で
ベンチ入りするかも注目される。

打線では、下雅意選手が立大1回戦で東大史上3人目の1試合5安打を記録した。
(ちなみに1人目は84年秋立迫選手、2人目は06年秋荻田選手)
現在33-12,.364でリーグ3位につけている。
上位2人は5割近い打率をマークしており、首位打者争いではやや水を開けられて
いるが、高打率をキープすれば今春の桐生選手に続く自身初のレギュラー
(規定打席到達)でのベストナイン獲得が見えてくる。
彼も三木投手同様に2年生秋の新人戦、左翼スタメンで際立った動きを
見せて活躍が期待された選手。この秋、捕手から正式に外野手コンバートされ、
レギュラーを獲得。法大戦で完全燃焼したい。

チームの打点トップは4打点の山本克主将。
今季勝負強さを発揮しており、法大戦でもチャンスメイクにポイントゲッターに
重要な働きが期待される。
主将が活躍すれば5位がグッと引き寄せられることは間違いない。

立教1回戦で挙げた2打点が勝利を掴む得点となった桐生選手。
言わずと知れた春のベストナイン。今季もスタメン6試合中5試合で安打と
安定感は随一。

今季再びレギュラーをしっかりと掴み直した楠田選手も前9試合中6試合で安打、
3打点を挙げてコンスタントな働きを見せている。
昨季は準レギュラーとして規定打席未満で3割台の打率を残したが、今季は
規定打席に達しての初の3割が狙える位置にいる。

全試合4番の田口選手。マークが厳しくなる中、1本塁打、3打点。
立大戦では1、2回戦で2安打して調子を上げている。
点の取り合いとなる可能性もある法大戦では豪快な長打を期待したい。

レギュラー捕手を5季務め、立大戦の勝ち星が捕手スタメン6勝目となった
喜入捕手。ここまで打率こそ1割台だが、捕手として大きな存在感を発揮している。
元々バッティングにも非凡なもののある選手。法大戦でその勇姿をしっかりと
見納めたい。

遊撃山田選手。開幕から3試合ノーヒットと出遅れたが、立大戦では2安打。
法大戦では打点を挙げてチームの得点力をさらに上積みしたい。
今春まで3季連続本塁打。4季連続の本塁打を放つことができるかも注目される。

立大戦で右翼スタメン起用された杉本選手がリーグ戦初安打。
宇佐美選手は途中出場でリーグ戦初本塁打を放った。

森田、竹中の代打陣も立大戦で今季初安打。

桐生の控えに回っている水島は10-4,.400の好成績。

ベンチメンバー全体に調子が上がってきており、法大戦では春の1試合4得点を
上回る得点を期待したい。

まずはお互いにプレッシャーのかかる初戦をしっかりものにすることだ。


一方の法大は、
ここまで2勝8敗で勝ち点ゼロ。
勝率で第6週終了時点で5位だが、第7週で勝ち点を取った方が5位となり、
勝ち点を落とせば69年ぶり最下位に沈むことになる。

チーム打率は.232(リーグ5位)、防御率は6.28(リーグ6位)。
10試合で総得点は36、総失点は66。得失点レシオは1.83。
得失点レシオでは東大の2.59を上回るが、1試合当たりの失点は法大の方が多い。

とくに1回戦は3季連続で東大に敗れているだけに、
初戦のプレッシャーには大きなものがある一方、ここを突破すれば
波に乗れる可能性がある。
投手陣は菅野が6試合に先発、熊谷が4試合に先発している2本柱。
それぞれ1勝ずつを挙げているが、防御率は菅野7.13、熊谷6.33と厳しい数字が
残っている。

リリーフでは三浦が5試合6イニングを防御率1.50、河野が3試合4イニングを
同2.25という成績を残しているが、長いイニングを投げている投手はいない。
これまでの4カードで実に10人の投手がマウンドに上がっている。

法大としては先発も安定感を欠き、リリーフにも核となる存在を確立できて
いない状況だが、東大戦ではまず先発がどこまで投げ続けられるか、そして継投、
序盤で先発が失点すると采配に苦慮することになりそうだ。


打線では、
柴田選手が.317で2本塁打、7打点、今季初レギュラーの中山が.313で3本塁打、
10打点をマークしている。

チーム36得点のうちの17打点が2人バットから叩き出されており、
東大投手陣要注意の打者である。
そのほか小林が.294、規定打席未満だが大崎が.474の高打率。
そのほかにも地力のある打者が多いだけに、東大としては気持ちよく打たせて
波に乗せたくない。その意味では三木投手がいかに焦らしのピッチングを
できるかもポイントになりそう。

長打は法政が10試合で15本、東大は9試合で12本で大差はない。
チーム打率でも長打数でも大きな差はなく、チーム防御率ではわずかに東大が優位。
これらの数字通りなら、点の取り合いで接戦というパターンが見えてくるが、
そこは短期決戦、果たしてどのような試合展開となるか。

東大の5位奪取、あるいは法大の最下位回避のためには、
お互いとにかく勝ち点を取ればいいという状況。
勝ち点を"取らなきゃヤバい"法大が、そのプレッシャーを力に変えられるか、
自縄自縛となるか、東大が力を付けているだけに、近年も何度があったような
5位決定カードあるあるの展開とは違った戦いとなる予感に満ちている。

最終カード、勝ち点を挙げて勝ちゲームあとの卒部セレモニーやるぞ!!


スポーツ法政: 【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 対東大展望
http://sports-hosei.net/all/11-all/hardball/2850-2016-10-21-01-40-23.html


昨年の法大戦
春1回戦:6-4 勝・柴田  7安打(三塁打1)
春2回戦:2-6 敗・白砂  6安打(本塁打2)
春3回戦:0-6 敗・山本俊 7安打(三塁打1)
秋1回戦:5-2 勝・宮台 10安打(二塁打1)
秋2回戦:4-6 敗・山本俊 7安打(三塁打1、二塁打1)
秋3回戦:1-10 敗・白砂 4安打(二塁打2)

今春の法大戦
春1回戦:4-1 勝・宮台  9安打(二塁打2)
春2回戦:4-10 敗・柴田  5安打
春3回戦:4-11 敗・出田 11安打

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