2017-10

立大戦!



第5週は立大戦。

今春、第2週明大戦で12年ぶりに勝利したことで、07年以来勝ち星のなかった
立大戦が最も勝ちから遠ざかったカードとなったが、その3週後の立大戦で
宮台投手の自身初完封、東大として11年ぶりの完封勝利で立大戦9年ぶりの
勝利を飾った(現在最も勝ちから遠ざかっているのは08年以来未勝利の慶大戦)。


この秋は開幕6連敗、ここまで明大、慶大、早大に勝ち点を献上してきた
東大だが、試合内容にはいいところが多い。
総得点14、総失点41。
得失点レシオは2.93で、昨秋の2.90とほぼ同じ。
秋に防御率2.05をマークした宮台投手の登板がここまでないことを
考えると、打線の得点力と投手陣の整備が得失点レシオの向上に
貢献していると言える。

チーム防御率は6.53(リーグ5位)、チーム打率は.189(リーグ6位)。
今春の同時点では5.70と.216であったから、数字は共にやや下がっているが、
前述したように投手陣は宮台投手を欠いていることを考えれば
他の投手の数字はむしろ良くなっているし、打線も1試合平均2.33点を
獲っており、得点力という点では1試合平均2.23点だった春と同等以上の
成績を残している。

先発投手は、開幕から2カードは1回戦有坂、2回戦小林。
3カード目の早大戦では、小林が1回戦に起用され、2回戦にはリーグ戦初登板
初先発の山下大が投げた。

開幕明大戦がリーグ戦初登板初先発であった小林投手は、ここまで先発した
3試合、いずれも5回以上投げており、早大1回戦での自らの適時打を含め、
これまで登板した3試合全てで一時はリードする場面を経験している。
明大戦7回1/3、6失点、慶大戦5回0/3、5失点(自責4)、
早大戦5回0/3、4失点(自責2)。

打撃でも7打数3安打2打点と活躍している。

早大戦では1回戦に先発。立大戦でも1回戦に先発して勝利投手になれば、
東大のリーグ戦通算250勝のメモリアルの勝利となる。

2回戦で初登板初先発した小林とおなじ1年生左腕の山下大投手は、
1/3回で走者5人を許して3失点という厳しい結果となったが、
この起用も将来への期待故。捲土重来、次回登板ではしっかり持てる力を
発揮したい。

前2カードの先発からリリーフに回った有坂投手は2回戦で3イニングを
3奪三振含むパーフェクトに抑えた。

今季は開幕からリリーフ役に戻っている柴田投手も1回戦で3回無得点、
2回戦では4年生三木投手が山下大のあとを受けて5回まで4回2/3を1失点、
山本俊投手が1回を無失点に抑えた。

ここまで全試合ベンチ入りも未登板の宮台投手は、全2カードとは異なり、
早大戦ではブルペンでかなり力の入った投球練習も行った。
立大戦での登板があるか、注目される。

先発予想は難しいが、1回戦小林、2回戦山下大or有坂。
宮台投手の復帰なら1回戦宮台、2回戦小林となるだろう。
再度のサプライズなら濵﨑、宮本の先発起用もあるかもしれない!?

投手陣は開幕から9、7、8、9失点のあと、早大戦はいずれも4失点。
リーグ2位のチーム打率.278のチームをまずまず抑えただけに、
立教戦でもプロ志望届を提出した佐藤拓、田中和を筆頭に、強打者が並ぶ
打線を封じたい。


打線は早大戦では2試合で2点に止まったが、
先の明大戦、慶大戦ではそれぞれ6点を挙げている。

山本克主将が打率.278、本塁打1、打点3でチームの打撃三冠。
プレーでチームを率先垂範する。

楠田選手は.250で打点2、田口選手は早大戦8-1で打率を.174まで下げたが、
明大戦で柳投手から通算2号を放っている。

今季1番に座る下雅意選手が直近3試合連続安打して調子を上げる一方、
喜入選手は早大戦無安打と打撃ではやや精彩を欠いた。

二塁手のレギュラー争いは、早大戦では2試合とも桐生選手がスタメン。
慶大2回戦からスタメン3試合全てで安打を放っている。
一方の水島選手も早大2回戦で代打に今季初起用、安打を放って
打率を10-4,.400としている。

早大戦では昨秋から投手に転向した竹中投手を代打で2試合とも起用
している。宮台投手とともに、打撃の得意な投手を積極的に代打で
起用していく方針が見て取れる。

立大戦はこの春も3試合それぞれ9、7、7安打を放っており、
昨年からの7試合で完封負けも3度あるが、得点は13点。
3点以上獲った試合が3度ある。

その中で、東大打線にとって高い壁となる存在が4年生の田村投手。
先日プロ志望届も提出している田村投手は、過去東大戦に
21イニング投げて未だ無失点、5安打しか許していない。
今季は澤田圭がリリーフに回り、田村が1回戦先発。
勝ち点獲得のためには、この田村を必ず1度は倒さねばならない。
今季、他校の絶対的エースに対して柳から2点、ノーヒットノーランを
達成された加藤拓からもリリーフの2回戦で2点。
立大戦でも田村から得点し、勢いを付けたい。


対する立大は、ここまでの4週でまだ2カードを戦ったのみだが、
法大、早大から勝ち点を挙げて6戦全勝で勝ち点3の明大を追う。
第5週から3週連続で残り3カードを戦うこととなり、
その最初のカードの東大戦は、21世紀初のリーグ戦優勝に向けて、
落とせない戦いだ。

ここまで5試合4勝1敗、勝ち点2。
チーム防御率3.40(リーグ3位)、チーム打率.268(リーグ3位)。

投手は
田村投手が1回戦と3回戦に先発し、2勝。先発した3試合はいずれもチームは
勝っている。
ここまで先発した3試合、1回戦はともに3失点、早大3回戦では7失点(自責3)。
いずれも7安打を許している。
法大戦では奪三振がわずか1であったのに対し、早大戦では2試合で20個の三振を
奪っている。

2回戦先発は藤田。2試合で自身は勝ち負け付かず、チームは1勝1敗。
法政1回戦では2回に5失点してKOされたが、早大2回戦では6回1失点。

澤田圭は5試合中4試合でリリーフしており、いずれも交代完了。
登板4試合全てで勝利しており、参考記録としては3セーブということになる。

1、3回戦の田村-澤田圭のリレーは強敵で、東大は勝利へは接戦を制する
しぶとい戦いを求められることになるだろう。

その他、田中誠、手塚、黒萩の3投手が中継ぎで登板している。

チームの与四死球は5試合で12と6チーム中最少。
東大打線がどのように狙い球を絞り、攻略していくか注目される。


打線は5試合で32得点を挙げている。
レギュラーメンバーは固定されており、8人が規定打席を満たしている。
佐藤拓、熊谷が.4割、佐藤竜は3割で現在リーグの打点王の10打点を挙げている。
以下、高橋信、飯迫.286、上野敦.267と続き、笠松は.167も5打点。
田中和が.143、1打点とやや出遅れた以外、穴のない打線となっている。

佐藤拓は現在リーグトップの通算95安打で、100安打まであと5本としている。
東大戦で固め打ちでの達成も狙っているはずで、これを阻止することは、
チームの戦いとしても一つの要所となるだろう。

東大は残り2カード。
勝利、勝ち点、最下位脱出へ、1試合1試合を大事に戦いたい。
チーム力が付いてきているだけに、選手の力を適材適所で引き出す采配も
重要なポイントとなるだろう。

ここまで5勝を経験した4年生にとって、勝ち点と最下位脱出が
最重要の、そして最後のミッションとなる。
有終の美とはつい簡単に口にしてしまう言葉だが、
これを言葉通りに達成することは決して容易なことではない。
個の力、組織の力を最大限に発揮して、目標を達成したい。


立教スポーツ 革命⑩ 秋季リーグ戦2016 ―東大戦展望―
http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/spsports/closeup/2016/baseball/1007.html


昨年の立大戦
春1回戦;4-5 敗・山本俊 10安打(二塁打1)
春2回戦:0-4 敗・三木 2安打(二塁打1)
秋1回戦:0-5 敗・宮台 4安打(二塁打1)
秋2回戦:3-6 敗・辰亥 6安打(三塁打1、二塁打1)

今春の立大戦
春1回戦;4-0 勝・宮台 9安打(三塁打1、二塁打2)
春2回戦:0-15 敗・柴田 7安打
春3回戦:2-8 敗・柴田 7安打(二塁打2)
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