2017-10

明大戦!



第2週は明大戦。

前週早大戦では、1回戦先発の宮台投手が、1946年秋に山崎諭投手が記録した
12奪三振を上回る13奪三振の快投で、70年ぶりに東大記録を更新した。
試合は0-0のまま9回裏に突入したが、2死から二塁打とテキサスヒットで
サヨナラを許し、0-1xの敗戦となった。
投球数139は昨秋立教戦での初完投時の135球を上回って自己最多。
2連続完投は10年春の前田投手以来6年ぶり。

2回戦には4年生アンダースロー右腕の三木投手がリーグ戦2度目となる先発。
3回3失点で交代し、以降、吉川-有坂-竹中のリレー。
三木と同じく4年生の吉川は1回1失点。2年生の有坂、竹中はリーグ戦初登板で、
それぞれ3回1失点、2回3失点の内容であった。
2回戦では四球も8個と多く、早稲田に小刻みに得点されて0-8で敗れた。

2試合計5人がマウンドに上がった投手陣は、2試合とも早大から2ケタの三振を
奪ったことが特筆される。


明大戦は、04年秋の松家完封での勝利以来、11年半勝ち星がなく、
現在46連敗中。
浜田監督就任以来の3年間で見ても最も苦戦している対戦相手と言える。
直近3年間の12試合中10試合が完封負け、総得点4に対し総失点73、
得失点比は約1:18と圧倒的な差がついている。

しかしながら、昨年は0-2、0-7、1-2、0-2と4試合中3試合を2失点に
抑えて接戦を演じた。
一方で得点は4試合でソロ本塁打の1点のみにとどまり、
明大戦での得点の難しさを痛感させられる結果となった。

投手陣は1回戦での宮台投手はもちろん、2回戦でも相手の打ち気を逸らす
投手起用がうまくハマれば、2試合とも互角の勝負ができるだろう。

早大戦では山本俊投手がベンチを外れ、柴田投手も登板がなかった。
山本俊投手は肘痛との闘いであることが明大スポーツのインタビュー中にも
語られている。短いイニングでも全力で投げられれば貴重な戦力であることは
間違いないが、無理はしてほしくないところだ。

明大戦が昨年のような接戦になれば柴田投手の力は非常に重要になるが、
OP戦最終週、リーグ戦開幕週と登板しておらず、状態が気にかかる。

4年生では2回戦に先発した三木投手のほか、吉川投手、出田投手の3人が
早稲田戦ではベンチ入りした。それぞれにリーグ戦でも実績のある選手。
2回戦、あるいは3回戦では継投がポイントになるだけに、
「4年生の3本の矢」で試合を作りたい。

有坂投手、竹中投手の両2年生は早稲田2回戦がリーグ戦初登板。
いずれもこの春のオープン戦で多くの実戦を経験し、リーグ戦に備えてきた。
有坂投手は130キロ台のストレートと変化球で丁寧に投球を組み立てる印象。
竹中投手はあまり緩急は使ってこないがストレートは130キロ中盤の球速表示
以上に速く見え、テンポがよく、キレ味の鋭い投球という印象。



打線は早大戦では楠田選手がベンチ入りせず、
左翼・平野、中堅・宇佐美、右翼・田中の布陣となった。

楠田不在により、外野手でリーグ戦で安打を放っているのが
早大戦では田中と宇佐美のみというメンバーとなった。

その中で、
平野選手は2回戦でリーグ戦初安打となる三塁打を放つと、この試合2安打。
宇佐美選手は2試合で3四球を得て、ともにリーグ戦初スタメンとなった
開幕カードでしっかり自分の仕事をした。

昨年の春はチームトップの打率を残した田中副将とともに、
まずはしっかり守り、そして得点に貢献していきたい。

昨年も試合に出ていた岩熊、山本修に加え、3年生齋藤柊と2年生杉本が
開幕カードでリーグ戦デビュー。早大戦では計5人がリーグ戦初安打を
放っただけに、明大戦でこの流れに続きたい。


一方の内野は、オープン戦からの予想通り、開幕戦は
一塁・田口、二塁・水島、三塁・山本克、遊撃・山田の布陣となった。

田口と水島がリーグ戦初スタメン。経験豊富な山本克、山田とともに、
飯田、長藤卒部のあとの新しい内野陣を披露した。

初スタメンながら4番に座った田口は守備も無難にこなし、
打撃では巧さを見せて2試合でチーム最多の4安打。

古巣の三塁に戻った新主将山本克も2安打をマークした。

2回戦では4年生桐生が二塁でリーグ戦初スタメン。
起用に応えてリーグ戦初安打を放った。2盗塁はチームトップ。

2回戦で、リーグ戦初打席が山田選手の代打というプレッシャーのかかる
起用に見事応えた2年生岩田選手は、先の社会人対抗戦でもチーム唯一の
得点となるタイムリーを放っており、その勝負強さ、強心臓ぶりが覗える。


捕手は喜入選手が開幕カード2試合ともフルにマスクを被った。
その喜入選手は1回戦で二塁打含む2安打。

そして下雅意捕手が1回戦の代打でリーグ戦初安打となる二塁打を放った。
2回戦では森田捕手も今季初打席でリーグ戦初安打。
揃って開幕カードの1打席目で結果を出し、今後の活躍が期待される。

早大1回戦には磯野捕手もベンチ入りし、代打でリーグ戦初出場を果たした。



対する明大は、明大では19年ぶりの投手の主将となる柳投手を筆頭に、
投手陣が充実する。

1回戦先発が柳、2回戦先発は同じく4年生の星投手が有力か。

エース柳は、昨年の東大戦は春は9回完封、秋は9回1失点15奪三振で勝利している。
東大戦通算では6試合に投げて3勝0敗、30回で自責点3、防御率0.90、奪三振40。

星投手は東大戦では7試合全てリリーフ登板で無失点。
2回戦で先発すればリーグ戦初勝利を懸けたマウンドとなる。

川口、水野、齋藤、金子らリーグ戦経験のある投手に加え、
社会人対抗戦にも登板した2年生髙橋、さらには1年生の長江、森下暢ら
新戦力も豊富で、チーム内競争のレベルも高くなっている。

坂本捕手(現・阪神)が卒部した捕手は、4年生の牛島捕手が正捕手の
最有力候補。社会人対抗戦では同じ4年生の中道捕手がスタメンマスク。
さらに2年生の小野捕手もこの試合でマスクを被っている。

野手はリーグ最多安打記録樹立の髙山(現・阪神)、最多二塁打記録の
菅野(現・日立製作所)ら中心選手が卒部したが、佐野恵、竹村、吉田大は
昨秋のレギュラーで経験豊富だ。
明大スポーツでも触れられている通り、佐野恵はこの春A軍メンバーに
入っていなかったということで、社会人対抗戦でもベンチ入りしていなかったが、
開幕週が空き週だった明大の10日のオープン戦でA軍に復帰したということで、
開幕スタメンに名を連ねるか注目される。

そのほか4年生の坂田、加勢、2年生の逢澤、1年生春から起用されている
渡辺らがスタメンの有力候補。

選手層は厚く、接戦に強い伝統の「負けない力」が健在であれば、
東大としては12年ぶりの明大戦勝利に向け、しびれる展開の中で勝機を
掴む粘り強さ、しぶとさが求められる。


木曜日現在、土曜日の予報は降水確率10%であるが、日曜日は80%。
天気も気になるところだが、まずは土曜日のエース対決を制するべく、
打線が奮起し、宮台に援護点をもたらしたい。



明大スポーツ記事
東京六大学野球 2016~春~ (7)東大戦事前インタビュー① 浜田監督、山本克主将、山田大選手
http://www.meispo.net/news.php?news_id=9444
東京六大学野球 2016~春~ (8)東大戦事前インタビュー➁ 山本俊選手、宮台選手、柴田選手
http://www.meispo.net/news.php?news_id=9445
東京六大学野球 2016~春~ (9) 東大戦事前インタビュー③ 喜入選手、田中選手、楠田選手
http://www.meispo.net/news.php?news_id=9446
東京六大学野球 2016~春~ (11)打倒赤門! 東大史上No.1エース攻略だ/東大戦展望
http://www.meispo.net/news.php?news_id=9448

一昨年の明大戦
春1回戦:0-7 敗:辰亥 4安打(二塁打1)
春2回戦:0-10 敗:山本俊 4安打
秋1回戦:3-6 敗:白砂 7安打(本塁打1、二塁打2)
秋2回戦:0-4 敗:関 6安打

昨年の明大戦
春1回戦:0-2 敗:山本俊 3安打(二塁打1)
春2回戦:0-7 敗:辰亥 5安打
秋1回戦:1-2 敗:柴田 5安打(本塁打1、二塁打1)
秋2回戦:0-2 敗:山本俊 4安打

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