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FL立大戦!

2019年06月04日21:27  カテゴリ:東京大学野球部

フレッシュリーグ(FL)の東大今季最終戦となる第5戦は立大戦。

リーグ戦を終え、今季初めてFL→リーグ戦と続くいわゆる兄弟試合
ではなく、早慶戦の前座試合として行われたFL第4戦の法大戦、
東大は今季初めて3年生以上のオーバーエイジ選手抜きの
1、2年生のみのメンバーで挑んだ。

兄弟試合日は、リーグ戦にベンチ入りするメンバーはFLで
ベンチ入り出来ないが、第4戦からはFL単独の試合となり、
リーグ戦最終戦にベンチ入りしていたメンバーからは
奥野、小宗、田中啓、松岡、井上慶、森末、安田がベンチ入り。
実力・経験のある選手が加わった。

東大の先発はこの春のリーグ戦でも4試合に登板した奥野。
4回を2失点に抑えて交代。
2番手は今春のリーグ戦で3試合の先発含む4試合に登板した小宗。
リーグ戦では9イニングで与四死球17と荒れた小宗もこの試合は
4回を与四死球2でまとめて1失点。
2人のリレーで法大を8イニング3失点に抑えた。

第3戦でFL今季初得点を挙げた打線は、5回まで無得点も、
6回に井上慶がFL3年目にして東大初となる本塁打を放って反撃開始。

7回には森末の適時打に相手のエラーが絡んで3-2と逆転に成功。
同点とされた直後の8回には宮﨑が勝ち越し打となる2点適時三塁打
を放って5-3。
8回裏を小宗が無失点に抑えたところで試合開始から2時間が経過
しており、2時間を超えて新しいイニングに入らない連盟規定に
より8回で打ち切りとなって東大が勝利した。

小宗投手が神宮初勝利。現2年生の学年では、リーグ戦、新人戦通じて
の初の勝利投手。

打線は本塁打、三塁打、二塁打を放ってチームとしてサイクル安打
を達成した。

東大のFL勝利は開始初年度の16年から3季連続で、
法大からは初勝利(16年明大、17年慶大)。

そして通算3勝全てが早慶戦の前座試合で挙げた勝ち星で、
早慶戦の前座試合は3勝0敗、それ以外は0勝11敗と対照的な
結果になっている。

1勝3敗で立大と並び、最終カードでの相星対決となったことから、
立大戦に勝利すれば自力で最下位回避の5位以上が確定する。
最終順位は他の4校の成績も影響するためまだ不確定要因が多い。

東大は昨春のFLでは単独5位であり、最下位転落は避けたいところで、
立大戦に勝って自力で単独5位以上を決めたい。


対する立大はここまで1勝3敗。東大に敗れれば最下位が確定する
(5位タイないし6位)。
両校1勝3敗で条件は同じ、立大も自力で最下位回避を決めたい
ところで、両校にとっての今季のFL最終戦は譲れない戦いとなる。

東大はこの対戦に競り勝って大きな経験値と自身を得て秋に臨みたい。


昨春のフレッシュリーグ
第1戦: 東大 0-15 法大 (6回時間切れ) 敗・渓 3安打
第2戦: 東大 7-5 慶大 (6回時間切れ) 勝・濵﨑 9安打
第3戦: 東大 3-7 早大 敗・野村 7安打(三塁打2)
第4戦: 東大 2-3 明大 敗・松田 4安打(二塁打1)
第5戦: 東大 2-3 立大 敗・坂口 7安打

今春のフレッシュリーグ
第1戦: 東大 0-10 早大 (7回時間切れ) 敗・小林瑶 1安打(二塁打1)
第2戦: 東大 0-10 慶大 敗:小林瑶 3安打(二塁打1)
第3戦: 東大 1-3 明大 敗:柳川 4安打(二塁打1)
第4戦: 東大 5-3 法大(8回時間切れ) 勝:小宗 8安打(本塁打1、三塁打1、二塁打1)
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